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カルト

 

語源

CULT・・・元々は「宗教儀礼」を意味する言葉
  (元来「悪い宗教団体」の意味ではなかった)

カルトとは・・・

特定の教祖や教義を熱狂的に信じる小集団。その中でも、代表者または特定の主義主張に絶対的に服従するよう、メンバーやメンバー候補者の思考能力を停止や減退させて、目的のためには違法行為も繰り返して行なう集団を、「破壊的カルト」と称している (JSCPR)。

「カルト」のタイプ=「宗教」だけではない!(竹迫之による)

  1. 宗教型
    主に宗教的強迫(祟り・悪運・憑依・呪い・来世・・・)の恐怖をもって迫る。
    →「これがあれば幸せ」=「これがなければ不幸せ」
  2. 商業型
    常識的には「あり得ない」儲け話(一攫千金・未知の商法・無限連鎖)
    →「このチャンスを逃すな」=「考えずに行動しろ」
  3. 心理・教育型
    誰もが持つ「向上心」につけ込み、架空の「潜在能力 を誤認させる。  
    →「今以上の能力を発揮できる」=「今のままではダメ」
  4. 政治型
    「社会的問題」に対する憂慮を煽り立て、破壊活動を 正当化する。  
    →「世の中は間違っている」=「我々のみが正しい」

マインド・コントロールの手順(西田公昭)

  1. 断りにくい環境を作る
  2. 温かい人間関係を築く
  3. 未解決な問題を提示しズバリ答えてみせる
  4. とにかく実践させ、わからせる、考えさせない
  5. 自己犠牲を払わせる

勧誘されそうになったら(西田公昭)

  1. 慎重に調べる(相手がどんなに魅力的な人であっても)
  2. インターネットや本でしっかり情報を集める
  3. 学校や専門家に相談する
  4. 断る勇気をもつ(はっきりNoと言えること)  
    cf.そもそも人生の問題に簡単な解決策はない・・・

なぜカルトに巻きこまれていくのか

(学生)

(大学)

信教の自由をめぐって